コロナ後の不動産の新基準の有力候補は都市部では「採光」「防音」

今はまだコロナの拡散期なので、まだ不動産売買は活発ではないのですが、賃貸関連は動きはあります。といっても、コロナ前の4月と9月で転勤需要は明らかに減っておりますが、、とはいえ、マーケットは動いているよう。最近耳にしている動きについて記載します!

陽の当たらない部屋は向かい風

かつては若者の部屋については陽当たりというのは都心部においてはそこまで重要でないという方も多かったものでした。なんといっても「家に帰って寝るだけ」「陽当たりのいいマンションの上層階には家賃が高い」といったことがあったためです。

しかし、コロナで在宅ワーク中心になってくると話はぐっと変わるようでして、今は暗い部屋は内見しても契約にはなかなか至らないようですね。というか、現在採光の取れない部屋にいる人が採光をとれる部屋に引っ越しを探している模様です。

一日中陽が当たらない部屋で過ごすのがきついという声が結構あるようです。あと、冬場は光熱費もかさむでしょうね。

防音という点で構造を重視する人も

全体構造「木造<鉄筋」

遮音性としては、木造<鉄骨<鉄筋の順で遮音性が高いわけですが、以前まではそうはいっても、建物が綺麗で見た目が「鉄筋風」でしたら、若い方はそこまで構造にこだわらない方も多かったようです。主に若い方なんかは、住んでみてうるさいと感じてから「やっぱり鉄筋か」と転居するというパターンが多かったそうですが、今は音についても結構事前知識を皆様持ってくるようで、綺麗な木造を見せても鉄筋指定が多くなってるそうです。

ファミリータイプマンションの売買では床もチェック対象

上階からの騒音という点で、こどもの足音などもメジャーな苦情です。このため、ファミリータイプの物件については「二重床なのか?」と聞いてくる方も前より多くなっているそうです。まあ実際この二重床のほうが直床より遮音性が高いという認識もちょっと誤解があるのですが(ここについてはいつか解説します)、より遮音性が高いものを希望する方が増えてきているそうです。自分が上階の音の被害にあうのも嫌ですが、自分の下の階の方にうるさいと言われるのもストレスになりますよね。

マイホーム購入も不動産投資と考えて

購入のことを考えているのになんで、賃貸の話?と思ってる方もいらっしゃるかもですが、いつか転勤などで、自宅を貸す場合もあるでしょうし、いずれは家は出ていくものです。その時の資産性を考えておくことを私は皆様にお勧めしています。未来にわたって誰かの役に立つもの=資産です。ぜひマイホーム購入も賃貸の動向を取り入れ、一つの不動産投資として検討いただきたいと思っています。

 

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