2020年でChromeOS（ChromebookのOS）のシェアが13％になってMacOSを抜いてたそうですね。ChromeOSはクラウドベースで利用するということで非常に現代的、性能が低いPCでも軽快に動くので安い、なんと言っても話題になってるので無視できないという感じ担ってるのではないでしょうか。私も3ヶ月くらい使っていますので、使えるものなのか使えないものなのか、実態をお伝えしたいと思います。
何でもできる「パソコン」ではない。仕事でOffice必須な人はやっぱりWindows
WindowsやMacOSのパソコンであれば、それこそ動画とかダウンロードしたり、ゲームを入れてみたり、仕事のドキュメントを作ったり、ほとんどなんでもできます。特にWindowsはユーザーが多いため、色んな人がたくさんのアプリを作ってくれてるので、やりたいことを探せば大抵の要望は叶います。
逆にChromeOSは基本的「Chromeのブラウザ上でできることなら何でもできる」と限定しているので、当然やれることは限られています。データを本体に保存して加工するほどデータ保存領域が大きくなかったりします。
仕事使いの人はパワーポイントでプレゼン資料を作ることありますよね。よくGoogleドキュメントがあるから大丈夫とか、Officeオンラインがあるから大丈夫とかいう記事ありますが、フォントの問題とか動作の速さの問題とか考えると全然大丈夫とは思えないです。やっぱりOfficeソフトはマイクロソフト純正のものをWindowsで使うのが快適です。
じゃあやっぱりChromebookは使えないってこと？
何でもできるものではない、というと、「じゃあ使えないので買わないほうがいいよね、と思われるかもしれませんが、そうではありません。ちなみに私は現在一番使用頻度が高いものはChromebookです。
パワーポイントなどを使うのはほぼ会社の仕事なので、会社のPCでやります。またプライベートでパワーポイントを使う場合は別のPC（自分用のWindowsレッツノート）を使って作るのですが、正直そんなに資料を使うことはないので、必要なときに使えばいいという感じです。
私の場合、正直パワーポイント、エクセル、ワードを使う以外は全部Chromebookのブラウザ上でできることしかPCでもしてこなかったんですね。日常生活ではほぼ、ブログを書いたり、調べ物をしたり以外はやってないんです。そういった用途でいうとChromebookは圧倒的に使いやすいわけです。
Chromebookのいいところは、なんといっても立ち上がりが早い点です。私が使ってるのは指紋認証があるモデルでCPUもcore i3というChromebookの中ではまあまあのものを使ってるからもあるのですが、スリープから起動に1秒かかりません。スマホで顔認証して、ブラウザアプリのボタンを探して立ち上げるよりはるかに早く情報にたどり着け、大きな画面で多くの情報を得ることができるわけです。WindowsのPCもMacも両方持っていますが、スピードで言えばChromebookが最速です。
iPadがあれば要らない？
これまで対PCで考えてきましたが、じゃあiPadと比較するとどうか、ということになりますが、ここは考え方次第です。私は普段からiPadも使ってはいますが、これも用途が限定されていまして、applepencilを使う手書きのものを行うときだけ利用しています。というのもiPadはなにかを生産するのにはやっぱり向いてないと思うんですね。ブルートゥースのキーボードなどを使ってブログを書いてた時期もあるのですが、スリープの復帰をiPad側を触って、その後あたらめて小さいキーボードに触って文字を書くとなると、やっぱりスピードが遅い。そして打感も悪い。また、純正のカバーなどで立てかけることができますが、こちらは角度が変えられないのでこちらの姿勢を変えられないという苦痛を伴うわけです。
そういった意味で立ち上がりが早く、キーボードが最初からついていて、角度が変えられるクラムシェル型のChromebookのほうが日常的な生産性という点においては強いと思うんですね。
ただし、逆にchromebookがあればiPad要らないのかというとそんなことはなく、Chromebookのペンの規格であるUSIペンというのは流石にapplepencilの精度にはかなわないという点もありますし、持ち運んで文字を手書きする場合においては重いクラムシェル型のChromebookは合わないといった点があります。
何よりスマホを眺める時間が減ったのがいいところ
これまで読んで頂いて感じられたと思いますが、一個しかデバイスを持てないとするのならば、Chromebookは適さないと思います。やっぱりWindowsかMacのいずれかだと思います。私はchromebookはPCの代わりというよりはスマホの代わりに近いところがあると思っています。今まで家にいてスマホをいじってる時間が今では圧倒的にChromebookになった点が一番大きな変化です。スマホ眺めてても何も生産性はないのですが、キーボードが付いたChromebookはちょっとだけ生産性が高いです。
ある程度設定すると、PCの用途もスマホの用途もほとんど一台でこなすことが可能です。設定についてはまた次回にお伝えしたいと思います。
