ウーバーイーツと大和魂と3S政策と

都内で生活していると、ウーバーイーツの自転車を見ない日はないですね。本当にこれは良くない主張なんだと思うんですが、私、ウーバーイーツを見るとどうしても嫌悪感を抱いてしまうんです。ずっとなんでだろうと思っていたのですが、突き詰めて考えるとやっぱり日本人の誇りというか、大和魂といったものがもう希薄になってしまっているんだなという悲しさからくるものなんだろうな、と思っています。

職業に貴賤はない、けれども

何に嫌悪するかっていうと、サービスに対してというより、あのバッグをもって走ってる人がいるということなんですね。駅前のマックにいくと胃何人もあのバッグを持ってる人がいるわけです。私にはどうしてもやってることが学生時代の「パシリ」にしか見えないんですね。職業に貴賤はないといいますが、「パシリ」に職業という感覚は持てなくて、どうしても「(使う側も使われる側も)よくないこと」という観念がでてしまうわけです。

いや、昔から蕎麦屋の岡持ちとかいるでしょう、という意見もあると思うのですが、岡持ちは将来蕎麦屋になる修行でやってるんだろうと思うと岡持ちは「職業:蕎麦屋の店員」という土台があって、別にパシリとは思わないんですよね。

失われた大和魂

ウーバーイーツを見ての嫌悪感は、ただ「パシリは良くない」という感情があるからだけでなく、何か日本の没落を目の当たりにしてしまうからというのもあります。ウーバーはアメリカの企業ですが、日本人がパシリにさせられた上、その利益を海外にピンハネされてると思うと、日本全土が搾取されているように見えて悲しくなるのです。

外資のマクドナルドの体に悪いメニューを、日本人配達員がパシりに使われ運び外資にピンハネされ、あげくその分の費用を利用者である日本人が支払い、しまいには体に悪いご飯を食べて体を壊す。配達員が事故を起こす。

もう、いいようにやられているな、もう属国だな、どこに行ったんだ大和魂は! と思ってしまうわけです。

3S政策は大成功してるといっていい

3S政策というものはお聞きになったことはあるでしょうか。簡単にいいますと、太平洋戦争で日本が負けて、日本を懐柔して日本人を骨抜きにするためのGHQの政策だ、と主張されたものです。本当にそんな政策を行う指令がされていたかは定かではないですが、もしそういう指令があったとしたら、大成功です。ちなみに政策の名前は3つの政策の頭文字のSからきています。

1.Screen(映画)  映画とありますが、広い意味でいくとテレビも含まれます。どうでもいいバラエティやワイドショーなどに目をむけさせることで、考えさせないようにする、ということですね。冷静に考えれば、芸能人の不倫なんてどうでもいいことをさも重要かのごとく報道します。本当はもっと国のことや自分の志について考えなければいけないのに。よそ見させ、続く2のスポーツ,3のセックスに向けて洗脳していくわけです。

2.Sports(スポーツ) スポーツチームを応援することは生産的でしょうか。全く生産性はないですよね。松本人志さんが本の「遺書」の中で「野球ファンは人生の負け組、自分の人生を他人に預けている不良品の集まり」と評しましたが、他人の結果を気にして、結局自分の人生を生きる時間を削ることになるわけです。ひいきのチームの勝ち負けに一喜一憂してる間に、国への憂いや志というものは吹き飛んでいきます。

3.Sex(セックス) 昔と比べて今は明らかに肌の露出も多いですし、婚前交渉当たり前、避妊・中絶も気にしない、そういう文化になりました。また、セックスまでいかずともキャバクラなんてものは街中にあります。快楽が手軽に手に入るようになりましたね。快楽に溺れることで政治や志からに目を向けなくなるということです。しかもこのために人間関係が希薄になり、家族を守るために命をかけるぞ、という人も減り、ひいては少子化を引き起こすわけです。

こうみていくと、この政策が本当にあったかどうかはわかりませんが、大成功です。イギリスの中国(清)に対するアヘンの輸出より合法的な形で骨抜きにされてしまいましたね。

今一度日本人の誇りを取り戻したい

ウーバーイーツから話としては始めましたが、私自身は便利だからと言って人を「パシリ」に使うようなサービスは使わないようにしようと思っています(もちろん病気などなら仕方ないと思っていますが)。自分のことは自分でやる、感謝を持ち、礼をもって礼を尽くす、そういう日本人の当たり前の倫理観を常に大事にしていきたいと考えて居ます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です